2月26日沖縄レインボーホテル(沖縄県那覇市)にて、日加共同製作の映画「アンを探して」(宮平貴子監督)を応援する試写会が無事に行われました。年度末の多忙な時節にもかかわらず、試写会には約200名の皆様にお集りいただきました!感謝申し上げます。
また、92名のみなさまに映画製作のご支援をいただきましたこと心から感謝申し上げます。 プロデューサー、監督はじめ、応援する会のスタッフ一同、多くの励ましのメッセージに感動し、完成へむけて全力で取り組んでまいります。今後とも温かく見守ってくださいますようお願い申し上げます!
以下、監督の地元沖縄で、アットホームな雰囲気で行なわれた『アンを探して』未完成版DVD上映会のレポートです!
1:00PM ランチミーティング@セト・コローレ
レインボーホテルさんのご好意で、会場であるホテル一階のブッフェセト・コローレで、司会の富田めぐみさんを含めてのランチミーティング。富田めぐみさんは、ラジオのパーソナリティを始め、沖縄をはじめ国際的に活躍する演出家でもあります。来週からは公演のためスペインにいくというハードスケジュールを押して、ボランティアで司会を務めて下さいました。ご協力いただき感謝です!
実は富田さん、プリンスエドワード島に三度も訪れたことがあるというアンフリークでもあります。この日初めて映画を観て頂いたのですが、言葉がでないほど感動しておられました。
PM 2:00 いよいよ会場まぢか。会場の受付嬢もドキドキです。
沖縄レインボーホテルさんが用意してくれた受付セットは、図らずも映画のイメージカラーピンクと一緒。さらにアンケート用のボールペンもピンク!(しかもこの日から使用する初めてのカラーがたまたまこの色だったそう...)偶然の一致に監督も大喜びでした。
この日、鳥越事務局長と供に受付を担当したのは、監督も以前メンバーだった映画サークル突貫小僧の元メンバーである渡久地さん。休日返上で手伝って下さいました。
PM 2:45 意外なゲスト登場
地元沖縄試写会ということもあり、日加共同製作映画の監督を務めた孫の作品を見るため監督の祖母も会場にかけつけました!御年92才!! 上映会の後は、うちな〜ぐちで会場の皆さんにご挨拶する一幕も。地元ってあったかいですねえ。
PM 3:00 一回目の上映スタート!
平日の早い時間にも関わらず70人近く人が集まり、富田めぐみさんの司会で、いよいよ上映会スタート。『応援する会』の今井睦子会長の挨拶文が読み上げられました。プリンスエドワード島に撮影現場を観に行った今井睦子会長の、プリンスエドワードでの撮影秘話が紹介されました。
応援する会の大山顧問による挨拶
次に、応援する会顧問の大山盛稔(おおやま・せいしん)氏からご挨拶。沖縄カナダ協会会長でもある大山氏は、映画撮影前の2008年から、正式な日加共同製作映画の監督に沖縄の女性が抜擢されたことに感激され、折の大不況で厳しい状態にあった本映画をなんとか完成に導きたいと、PR活動に奔走して下さいました。実は大山顧問ご自身も、未完成とはいえ全部のシーンが撮影され、編集された本バージョンを見るのは今回が初めて。観賞後、照れた様子で「いやぁ〜、感動の涙が出ましたよ〜」とおっしゃっていたのが印象的でした。
思わぬプレゼントにスタッフ一同感動。
3時の会上映後、試写会を鑑賞し、一旦は会場をあとにしたお客様が、わざわざ贈ってくださいました。
受付も華やかになりましたが、何よりもがんばって!の心遣いに感動しました。
アンケートに真剣に答えて下さっている様子。
この日、回収されたアンケートは軽く100枚を越えました。音のバランスや、カラー調整などが行なわれていない状態での上映会い、さらに『赤毛のアン』をあまり知らない方々も多くあり、無記名で答えて頂くのでドキドキでした。が、後日集計してみると、予想を上回り好評だったアンケート結果に、監督も大感激。相当な励みになったようです。主なアンケート結果は、後ほどご報告いたします。
そして、午後6時からの会には、なんと約130名以上の方が駆けつけて下さいました。その中には、監督の高校時代、大学時代の同級生にも多く来て頂きました。(なんと、監督の大学時代のアルバイト先の居酒屋の店長さんも!)写真中央は、急な誘いに駆けつけてくれたイラストレーターのアリカワコウヘイ!さんの姿も..,.。
また、沖縄で撮影された吉行和子さんとのシーンで、ベランダを提供して頂いた矢野様や、その他撮影スタッフ達も大勢駆けつけて下さいました。中には、撮影の仕事でどうしても映画をみることができず、ロケバスを待たせてお心づけだけ届けてくださった方もおりました。
富田めぐみさんの司会にのって、「ちばりよ〜(がんばれよ〜)」の声が響いた上映会場。
『アンを探して』では、物語りの舞台はプリンスエドワード島、東京と、沖縄とは直接的に関係のないお話ですが、お祖母様からいつも"ぬちどぅ宝、ちむじゅらさが一番!(命が宝、心の綺麗さが一番大切)"と教えられて育ったという宮平監督の「しまんちゅ(島の人)」らしい、優しいエッセンスが詰まった作品だと思います。
地元の応援パワーを実感した上映会でした。来て頂いた皆様のみならず、お仕事などで来れなかった皆様も、温かいメッセージをありがとうございます。
『アンを探して』の完成、そして一人でも多くの人に見て頂けるよう、応援スタッフ一同頑張ります!